知識

食品等を輸入する前に知っておくべき基礎知識をまとめました。

おさえておきたい貨物の流れ

食品、食器、おもちゃなど食品の届出が必要な商品の貨物の流れについて、輸送方法毎に整理しました。輸送方法にはEMS(国際スピード郵便)、国際宅配便、航空便、船便の4通りがあります。それぞれの輸送方法毎に説明します。

食品の輸入手続きのおおまかな流れ

貨物が日本に到着後、検疫所への食品の届出、税関の輸入許可後に貨物を日本国内に流通できます。

輸送方法がEMS(国際スピード郵便)の場合の物流の流れ

注文量が比較的、少量の場合はEMSを使って発送する業者が多いです。EMSは国際郵便の名の通り、郵便局が扱う速達貨物の海外版のようなものです。EMSで荷物が送られてくる場合の物流の流れの概要や留意点について整理しました。

EMSで送られた貨物は全国に6か所ある国際郵便局において通関続き後に受取人である輸入者の元へ配達されます。

輸送方法が国際宅配便の場合の物流の流れ

国際宅配便は民間業者による国際貨物の宅配サービスになります。DHL、FEDEX、UPSの3社が海外から日本向けの貨物を扱う代表的な国際宅配便業者です。

国際宅配便で送られた貨物は各業者の保税倉庫に一時的に置かれ、通関後に国内配送されます。

注意!

10kg以下でも店で使用したりやネットで販売したりする場合は食品輸入手続きが必要
店で使用したりやネットで販売したりする場合は輸入量に関係なく食品輸入手続きが必要です。食品輸入手続きが必要な貨物については、事前に各業者のカスタマーサービスに留め置きの指示をすることを忘れないようにしましょう。利用中の業者のカスタマーサービス部門に電話して、追跡番号とともに食品輸入手続き対象貨物である旨を申し出て、貨物の通関を保留にしましょう。食品申請自体は輸入者で行うことになります。ただし、有料で代行を依頼することもできます。

食品の輸入に関わる法律を知る

食品衛生法

輸入した貨物を国内販売や飲食店等での営業用途として使用する場合、輸入者は貨物の輸入の都度、厚生省検疫所に食品等輸入届出書を提出し、届出受理された食品でないと上記目的での使用はできません。

植物防疫法

野菜や果物などの生鮮食品を輸入する際に関わる法律です。特に特定地域の生鮮品を輸入しようとする場合、本法律の規制により輸入そのものができない品目があることに注意しましょう。輸入条件に関するデータベースはこちらから、アクセスできます。
輸入条件に関するデータベース

家畜伝染病予防法

ハムやソーセージなど畜産物加工品の輸入についても野菜や果物同様、輸入できない国または地域があることに注意しましょう。
検査が必要な物(指定検疫物等)