食品輸入貿易の基礎知識

初めて食品輸入手続きをする人向けに法律の知識をはじめ、手続きに役立つ情報を発信しています。当サイトの基礎知識がビジネスや仕事に役立つと幸いです。

初めて食品輸入手続き-基礎の基礎

何も知識がない人が初めて食品輸入手続きをする場合を想定して、これだけは知ってほしいことをまとめてみました。なお、こちらに記載していることは原則です。全ての食品に当てはまるわけではなく、例外もあることに注意して下さい。例外については追々、記載します。

食品輸入手続きに資格は不要

法律で定められた手続きさえ行えば誰でも食品を輸入できます。ただし、例えばお酒などの食品衛生法以外の規制も受ける食品の場合は、それらの規制によっては事前に資格の取得が必要となる場合もあるため注意が必要です。

食品輸入手続きが必要な食品とそうでない食品がある

海外から輸入した食品を輸入した後に国内で販売したり、不特定多数の人に配ったりする場合は食品衛生法に基づく、輸入手続きが必要です。この手続きをしないで上記の行為を行うと法律違反となり罰則の対象となります。なお、レストランなどの飲食店で提供する場合も同様です。反対に、自分で食べるためだけに輸入する場合は食品輸入手続きは不要です。また、一部の食品製造原料は食品輸入手続きは不要となります。

食品以外にも食品輸入手続きが必要なものがある

食品以外にも食品輸入手続きが必要なものがあるので、注意しましょう。代表的なものは食器、調理器具、乳幼児用のおもちゃです。これらの商品についても、輸入後に国内で販売したり、不特定多数の人に配ったりする場合は食品衛生法に基づく、輸入手続きが必要です。この手続きをしないで上記の行為を行うと法律違反となり罰則の対象となります。なお、レストランなどの飲食店で使用する場合も同様です。反対に、自分で個人的に食べたり、使ったりする目的で輸入する場合は食品輸入手続きは不要です

食品輸入手続きの仕方-食品等輸入届出書を検疫所に提出する

食品輸入手続きは食品等輸入届出書という書類を検疫所に提出することによって行います。この書類は各検疫所のホームページからダウンロードすることができます。提出は郵送か持参することとなっています。提出された書類は検疫所の審査を受けて、内容に問題がなければ届出済のスタンプが押印されます。ただし、審査の過程で検査が必要になるものがあります。検査が必要な場合は厚生労働省登録検査機関に検査の依頼をする必要があります。